福井大学医学部附属病院の藤枝重治院長は「県民として誇らしく、病院長としては非常にありがたい」と、ダビンチ購入の原資となった巨額の寄付への感謝を語る。大学としても「地方がケチケチしていては若手医師が都会へ行ってしまう」と、外科医療確保特別加算の80%を医師への手当に充てるなど、外科医確保や育成により注力する。寄付を決めた企業会長の「福井のため」との思いに応えるべく、最先端の医療提供はもちろん、関連病 ...
日本医師会会長の松本吉郎氏は7月22日の定例記者会見で、「骨太の方針2026」について、医療給付費および社会保障費の対GDP比における数値目標の導入、70歳以上の高齢者の窓口負担「原則3割」と外来特例の廃止という3点について、「到底容認できない」との見解を明らかにした。
日本精神科病院協会会長の山崎学氏は7月22日の四病院団体協議会総合部会後の記者会見で、2027年度税制改正要望で焦点の一つとなる控除対象外消費税問題について「病院は課税、診療所は非課税というような議論がこれまでにあったが、医療団体間で対立軸を作ると解決しない。これまでと表現の仕方を変えた要望になる」と説明した。この日の会議では要望案を協議し、病院において仕入れ税額控除が適切に行われる制度への転換を ...
中医協保険医療材料専門部会(部会長:笠木映里・東京大学大学院法学政治学研究科教授)は7月22日、2028年度診療報酬改定に向けて、特定保険医療材料の償還価格が市場実勢価格を上回る、いわゆる逆ザヤの解消に向けた議論を開始した。逆ザヤの機能区分は年々増加し、2026年度材料価格改定に先立つ2025年の価格調査において、全体の約35%に相当する460機能区分が逆ザヤだった。そのうち、逆ザヤを理由に保険償 ...
外様医学生は蚊帳の外、推し活優先で放置、想像以上に田舎で……医学生が病院見学で感じたマイナスのエピソードとは?医学生にとって病院見学は、ホームページや説明会だけではわからない病院の雰囲気や研修の実態を知ることができる貴重な機会です。では、実際に病院見学に行った医学生は、どのような出来事が印象に残っているのでしょうか。今回は、病院見学で経験した「マイナスのエピソード」について、寄せられたリアルな声を ...
日本医師会会長の松本吉郎氏は7月22日の定例記者会見で、地域医療、医療DX、医薬品の安定供給、妊娠・出産費用、賃金・物価高騰への対応という5項目の予算確保を求める2027年度予算要求要望を公表した。「概算要求」が3項目、年末の予算編成段階で最終的な金額を詰める「事項要求」が2項目だ。7月21日の常任理事会で決定した。
中医協総会(会長・城山英明東京大学大学院法学政治学研究科教授)は7月22日、ヒト(同種)iPS細胞由来心筋細胞シート「リハート」を医療機器として扱い、償還価格を5320万円とすることを承認した。世界で初めてのiPS細胞由来再生医療等製品で、保険収載は医薬品として収載された「アムシェプリ」についで2例目。9月1日の収載予定(資料は厚生労働省のホームページ、『ゾルゲンスマ、「髄注」も薬価は患者1人1億 ...
医師偏在対策の切り札とされる「地域枠」において、義務年限中の医師が離脱するケースがあり、司法の場に持ち込まれるなど社会問題化しています。制度の形骸化を防ぐ厳罰化か、個人のキャリアの尊重か。現場の医師たちはこの歪みに何を思うのでしょうか。本記事では、医師3,158名を対象に実施したアンケートの定量データと、リアルな本音の数々をご紹介します。
チェーン店の牛丼が大好物だという、とあるドクター。仕事合間のランチも、学会出張先での夕食も、毎日のように牛丼を食べるドクターでしたが、家族の外食でも牛丼屋を提案したところ、家族の逆鱗に触れてしまったようで…?... m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。
40年以上続く青木胃腸内科クリニック(東京都杉並区)を父から受け継ぎ、2024年に全面リニューアルを果たした青木貴哉先生。インタビュー第2回では、リニューアル後のクリニックの変化や見えてきた課題、そして開業医としてのリアルな思いについて伺いました。
阪大病院に設置した「真実の口」とは…… ――「行動経済学」を切り口にまとめたのはどのような経緯からですか。  行動経済学に最初に触れたのは、私がアメリカのエモリー大学の公衆衛生大学院医療政策・マネジメント学科に留学していた2012年前後のことです。2017年にノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラーやキャス・サンスティーンといった学者たちの理論を見聞きするようになりました。
――若手が診療に時間を割かれる結果、大学医学部の研究力低下が非常に危惧されています。 AJMCの調査によると、助教の63.4%は研究時間が「週5時間以下」です(『大学病院勤務医の総労働時間、3時間増え週55.1時間に、AJMC調査』を参照)。つまり、大学に籍を置きながら、1日1時間も研究できない方が6割以上を占めます。若手医師や助教は将来の医学研究を支える日本の宝であり、ノーベル賞受賞につながる研 ...